肺腺がん早期発見の中村獅童 破天荒なイメージとは裏腹の意外な私生活


肺腺がんを発症した中村獅童

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 肺腺がんであることを18日に公表した歌舞伎役者の中村獅童(44)は、がんが「奇跡的と言われる程の早期発見」だったことを明かしている。がんは初期も初期で、ステージは最も低い1Aだという。破天荒なイメージがある獅童だが、それもいまや昔の話。とりわけ2015年に再婚してからは健康的な生活を送っており、早期発見につながったとみられる。おかげで「体に優しい治療ができそうだ」と専門家は話している。

 歌舞伎界のみならず各方面に衝撃が走った。獅童が肺腺がんであること、入院加療のため「六月博多座大歌舞伎」(福岡)、歌舞伎座「七月大歌舞伎」(東京)を休演することを発表したのだ。定期的に受けている人間ドックで、がんであることが分かったという。

 芸能関係者は「獅童本人が言うように、本当に初期での発見だった。ステージは1Aで、5月11日に告知された。6月上旬に手術を行う予定となっている」と明かした。
 6月、7月の歌舞伎公演を休むことは決まっており、復帰時期については未定となっている。

「手術を終えないと何とも言えないですが、順調にいけば8月復帰というのも見えてくる。獅童はがんと分かって落ち込むよりも、むしろ早く治して復帰しようと前向きな気持ちを持ち続けており、8月復帰を目指している」(同)

 獅童も18日に報道各社に送った直筆メッセージの中で「病に打ち克ち、必ず元気になって今まで以上に良い舞台がつとめられますよう、より一層精進いたし、また皆様にお目にかかりたいと思っております」と表明している。

 医療ジャーナリストの松井宏夫氏は「肺がんには大きく分けて小細胞がんと非小細胞がんがありますが、肺腺がんは非小細胞がんです」と説明。小細胞がんは発見された時点で手術が難しく、抗がん剤などの治療になるが、非小細胞がんは手術や放射線など選択肢がいくつもあるという。

「肺腺がんになるのは60代ぐらいからが多いので、獅童さんの44歳というのはかなり若い方ですが、今回は早期発見とのことですから手術で完全に取り切れるでしょう。場合によっては開胸手術ではなく、体に優しい胸腔鏡手術による部分切除で終わるかもしれません」(松井氏)

 獅童については、歌舞伎役者らしく夜の街で豪快に遊んでいるとのイメージを持つ人も多いだろうが、近年はまったく逆。むしろ健康的かつ穏やかな暮らしぶりだった。

「特に再婚してからは都心から離れた郊外の自然あふれる場所に住み、仕事以外の日はほとんど地元で過ごしていた。家で料理をするのが趣味で、休みの日は獅童がほとんど作っていた」と梨園関係者。

 ネット上では「獅童は喫煙者」などといわれているが「かなり前にたばこはやめたと聞いている」(同)。

 またこの日、獅童が2年前に脳動脈瘤の手術を行っていたことも発覚。日本テレビ系「news every.」内で、MCの「NEWS」小山慶一郎(33)が、獅童に激励のメッセージを送ったところ「必ず元気になるから。実は2年前に脳動脈瘤という病気の手術もしました。それも克服できたので、今回も絶対乗り越えます」と返事が来たと明かしたのだ。

「2年前の病気もあったことから、体調の変化にはとりわけ気を配っていた。だからこそ初期も初期の段階で、肺腺がんを見つけることができた」と同関係者は指摘する。

 早期に発見できたことは不幸中の幸い。しばらく休むことになるが、獅童の復活を多くのファンが待ち望んでいる。きちんと治療して、また元気な姿を見せてもらいたいところだ。


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