人をいじるボケにもいじられた方まで笑ってしまう鮮やかな比喩や「まさかその角度から!」と感嘆するものこそが許されるボケであり、言われた本人が嫌な気持ちになったり、ただ人を傷付けるだけのいじりはボケと言わない。お笑いや芸人さんを尊敬するからこそ、テレビ等観ていて感じるものがあります。
— 西川貴教 (@TMR15) 2017年5月18日
熱いパフォーマンスと誠実な人柄から、敬意を込めてファンに『アニキ』と呼ばれる、T.M.Revolution西川貴教(@TMR15)さん。
そんな西川さんが自身のTwitterに投稿した、とあるツイートが話題になっています。
TM西川「人を傷つけるいじりは”ボケ”ではない」
いわれた本人が嫌な気持ちになったり、ただ人を傷付けるだけのいじりは『ボケ』といわない。
例えば、人の身体的特徴を『笑いのネタ』にする人がいるとします。いくら周囲が盛り上がったとしても、『笑いのネタ』にされた本人が身体的特徴を気にしていた場合、とても傷ついてしまいます。
ですが、「そういうのやめて」「本当に気にしてるから」と伝えたところで、こう返されることでしょう。
「え、本気にした?ただのギャグだって、ノリ悪いな〜!」
「やめて」と伝えても、なぜか「ノリの悪いやつ」という扱いになってしまう…。
「場の空気を悪くしてしまうかも」と不安を抱き、傷ついても無理やり笑顔を作って流してしまうようになった人もいるかもしれません。
いじった人に悪意がないとしても、本人が嫌がっていたらそれは『ボケ』や『いじり』ではなく、『いじめ』になってしまいます。
真のボケは愛があってこそだよね。時々、テレビで人を傷つけるいじりを見て悲しくなります。いじられた本人はどう思っているのだろう…って。『人を上げる笑い』が上手な芸人は好きになれます。
西川さんの投稿に対し、ネットでは多くの反響が上がっています。そして、ほとんどの人が「そういった”いじり”は、見ている側も不快になる」という意見でした。
お笑い芸人を尊敬するからこそ、西川さんはこの『度が過ぎたいじり』が気になったのでしょう。傷つく人がおらず、多くの人が笑顔になれる『愛あるいじり』が増えるといいですよね。
[文・構成/grape編集部]
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