神木隆之介 「3月のライオン」低調など2017年は「不運」が続いた?


内容は面白い(フジテレビ「刑事ゆがみ」公式HPより)

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ヒット確実作が、まさかの“大爆死”

 俳優の神木隆之介(24)が呪われている。同情する声も少なくないようだ。事の始まりは昨年(2017)、主演作の映画「3月のライオン(前後編)」(大友啓史監督/東宝=アスミック・エース)が公開されたことに遡る。

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 原作は羽海野チカ(37)の人気コミック。神木の主演が発表されると、特にネット上では好意的な声が相次いだ。ヒロインに有村架純(24)を配し、脇を佐々木蔵之介(49)、加瀬亮(43)、伊藤英明(42)、豊川悦司(55)が固める布陣。3月に前編、4月に後編という公開スケジュールに期待が集まった。

 しかし、これがまさかの不入りに終わる。評判が悪かった映画の興行収入は曖昧にされるのが常。この作品も例外ではないが、前編が公開週ランキングで7位と予想外の低位でスタートし、次週で圏外となったことは判明している。素人でも相当に厳しい数字だったことは想像がつく。


内容は面白い(フジテレビ「刑事ゆがみ」公式HPより)

 これで後編がヒットするはずもなく、更に低調な興行収入だったとも言われている。神木隆之介にとっては最悪の“仕事始め”となったわけだが、試練は続く。

 夏休み中の8月4日、映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(三池崇史監督/東宝=ワーナー・ブラザースジャパン)が公開された。こちらも荒木飛呂彦(57)の人気コミックが原作。監督はファンの多い三池崇史(57)。主演は山崎賢人(23)という顔ぶれだった。

 公式サイトなどで神木は伊勢谷友介(41)に次ぐ3番手というポジション。これも話題作だったにもかかわらず、やはり惨敗。一部報道は「興収10億前後」と伝えた。

表面化しなかった悪運も1件……

 最悪の流れで10月からテレビドラマ「刑事ゆがみ」(フジテレビ系列)がオンエアされる。浅野忠信(44)との競演は注目を集め、内容を評価する声は決して少なくなかった。視聴率こそ平均6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低かったが、ファンもしっかりついていた。“名誉ある敗北”というイメージが成立しそうな雰囲気だったのは事実だ。

 しかし、神木とは全く関係のないところで不祥事が起きる。浅野忠信の父で、所属事務所の社長を務める佐藤幸久容疑者(当時68)が11月30日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで警視庁渋谷署に逮捕されてしまったのだ。視聴率に悪影響が出たりすることはなかったが、やはりドラマに泥を塗り、後味を悪くしたことは間違いない。神木にとっては「背後から弾が飛んできた」としか言いようがないだろう。

 以上が表面化した事実だが、実はもう1つ隠された悪運があった。何の発表もされていないが、人気シリーズとなっている映画「るろうに剣心」(ワーナー・ブラザースジャパン)の最新作が製作中止に追い込まれているのだ。

 和月伸宏(本名・西脇伸宏)の人気コミックを原作とした映画版は、「3月のライオン」の大友啓史が監督、主演は佐藤健(28)が務めている。神木は14年8月と9月公開された第2、3作となる「京都大火編」と「伝説の最期編」に出演。それぞれ約52億円、約43億円のヒット作となっていた。

 だが、和月伸宏という名前に鮮明な記憶をお持ちの方は多いに違いない。17年11月21日に、和月容疑者は児童ポルノ所持違反で警視庁に書類送検された。映画版「るろうに剣心」のようなドル箱が第2、3作の製作で終わるはずもなく、2018年には次回作の撮影が予定されていた。それが事件の発覚により、当然ではあるが、撮影中止が決まったという。

16年は“ラッキーボーイ”だったはずなのに……

 そもそも神木と言えば、真逆の“ラッキーボーイ”というイメージさえあった。特に声優として、16年、あのメガヒット作「君の名は。」(新海誠監督/東宝)で主演。約250億円の興行収入に大きな貢献を果たした。

 実は17年も神木は声優としてはヒット作に恵まれている。7月に公開された「メアリと魔女の花」(米林宏昌監督/東宝)で、主演の杉咲花(20)を助演として支えた。興行収入は約32億円に達している。

 ということで、トータル1勝4敗。気の早い向きは「声優専業にすればいいのでは?」と言うかもしれないが、それでは本人が納得しないだろう。何しろ、基本的には自分の責任ではないことばかりなのだ。不運としか言いようがない。そして業界で「悪運を呼ぶ男」などのレッテルが貼られるのだけは、何としても避けたいだろう。

 老子の言葉に「禍福之所倚、福禍之所伏(禍は福の倚る所、福は禍いの伏す所)」がある。「不運に幸運は寄り添い、幸運に不運が潜む」という意味だ。16年が幸運、17年が不運だったのだから、今年18年は幸運が訪れるかもしれない。

 今のところ公式サイトに18年の予定はアップされていない。とにもかくにも、事務所スタッフなど関係各位と共に、お祓いに行くのをお勧めしたい。「もうやりました」と言われたら、代案はないのだけれど……。

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週刊新潮WEB取材班

2018年1月13日 掲載


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