読んだ本は売らずに捨てる オードリー・若林正恭の持論が話題に


オードリー若林正恭さんが1月30日放送の「セブンルール」(フジテレビ系)で、「読んだ本は売らずに捨てる」と語り、ネット上で話題になっている。

番組では三省堂書店神保町本店の書店員・新井見枝香さんの密着取材の様子が取り上げられた。作家や編集者から「彼女がプッシュした作品は必ず売れる」と言われており、新井さんも年間で数えきれないほど本を読むという。

しかし自宅の本棚は、壁の一部に設置されたもののみ。限られたスペースに本が乱雑に詰め込まれているが、特段多いようには見えない。

「読書好きの人が『古本で買った本がきっかけでハマる人もいる』と言うけど……」

スタッフに「売ったりするんですか?」と聞かれると

「売ったりはしないね。そんなに高く買ってくれる本も持ってないし、紙のゴミの日に出すかなあ。(もったいないとかは)思わない。多分読み終わったらいいんだろうね、どうでも。中身が自分の中に入ればもういい」

と話す新井さん。捨てるペースは「単純に本が雪崩れたら」といい、残った本は厳選された書籍ではなく「雪崩落ちなかったってだけ」と本を所有することに執着はない様子が放送された。

スタジオの若林さんも、読み終わった本は捨てているという。その理由は、古本屋に売ってしまうと「作家さんにお金が入らないから」。たしかに、古本屋で別の人がその本を買ったら作家に印税は入らない。

しかし以前、このスタイルについて、読書好きの人と口論になったこともあった。その人は、古本だと安く手に入るので、「それでその作家さんにハマったらずっと買う」と語っていたという。古本屋はきっかけになればいい、というのだ。

「装丁作家さんや編集の人達の努力した結果の本を捨てるのか…」

若林さんは”読書芸人”とも呼ばれ、自分で本も出しているので、思うところがあるのだろう。芥川賞作家の本谷由紀子さんも「それきっかけでハマった人ってまたその人の本を古本屋で買うよね」とコメントした。

ツイッターでは「作品だけじゃなく作家さんの方まで見てるんだな〜」という声もあったが、

「自分は後者の意見と同じで、本を回すほうがいいと思う。今の自分があるのは古本屋がきっかけなんて作家も多いと思うし」
「作家さんの事を考えての意見かもしれないが、装丁作家さんや編集の人達の努力した結果の本を捨てるのか…捨てるなら誰か欲しい人にあげて欲しいなってちょっと思った」

と捨てることに抵抗感を覚える人もいた。思い入れがあるからこそ捨てられずに古本屋に売る、という人もいるのだろう。

ちなみに、若林さんは番組で”今のオススメの本”を聞かれ、「自分で選べとしか思わないんだよな」と話していた。

「普段本読まない人に『これめっちゃ面白かった』っていうと『いや何も起こらなかったじゃん』って言うんですよ。人死んだりとかそういうことが起きないと。ちょうどエンターテイメント小説で『これ面白いって言う人多いだろうな』ってところをそっと(勧める)」


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